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コウモリ侵入箇所調査 [アブラコウモリは民家に住み着く]

本日は飛騨市神岡町まで出掛けてのコウモリ防除現地調査です。
コウモリは洞窟でぶら下っているイメージが強く、どうして民家にコウモリが居るのか?不思議がられますが、民家に住み着くアブラコウモリは狭い空間を好み、重なるように仲間が集まり営巣を行います。
洞窟や木の洞に住み着く天然記念物に指定されるようなコウモリは、絶滅危惧種扱いとなりますが、ことさらアブラコウモリは繁殖して、今では街中は勿論山間部の民家にも住み着いています。
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侵入口付近に体積したアブラコウモリの脱糞
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庇を貫通して通る雨樋の付近から侵入して壁面へと侵入しています
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軒桁に一旦止まる為に木部が変色してしまいました

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瓦の下に侵入するコウモリ対策 [スズメ込み板金でコウモリ対策]

和風住宅にコウモリが住み着いた場合、侵入箇所の隙間補修を行うと、飛び出したコウモリが他の隙間へと侵入し始めます。
再侵入箇所の一つが、破風側のケラバ部分と樋側のスズメ口という部分へ侵入する事が有ります。
今回は、スズメ口の補修を行いました。
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瓦の先端側は雨樋にかぶさる形の成っています。この部分をスズメ口と言います。
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角樋は樋受けの爪が確実に留めて有るので取り外す事が容易で無いです。
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スズメ込み板金を樋と瓦の隙間からロングドライバーーラチェットで固定します。

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コウモリの完璧な追い出し方法 [コウモリの専用出口仕掛け]

暗くて狭い空間を好むアブラコウモリは、断熱材と外壁の隙間や、真壁(土壁)と外壁のトタンやサイディングの隙間に潜み営巣を行います。天井裏の様な広い空間は一時的に休憩の為入り込む事の方が一般的には多く見られます。
天井裏へと侵入する場合は、天井裏に敷き詰められた断熱材の下へ這いこみ営巣を行います。
壁面の狭い空間に入り込んでいる場合、煙霧剤や忌避性薬剤での追い出しには限界が有ると見ています。
生息個体数が把握出来ない場合は特に、忌避剤散布だけでの追い出しでは閉じ込めてしまう可能性も有ります。
コウモリの完全追い出しは、食性を生かした追い出し方法が一番です。
これからの時期は、今年生まれたコウモリも毎日毎日エサ取りに飛ぼ出します。
飛び出し口に専用の出口を作成、再侵入出来ない工夫を凝らした仕掛けを作成します。
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軒桁の交差部分と軒天井の取合せ部分からコウモリが侵入しています
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コウモリが飛来する場所は塗料が削られ変色が確認できます
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出口専用の仕掛けで、再侵入時には針の様なステンの針金が刺さる逃げ出します。

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水切り板金にコウモリの糞 [数奇屋作りの隙間にコウモリ]

数奇屋造りの軒天井と外壁の隙間にコウモリが侵入し始めました。
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外壁に一旦止まった後に隙間へと侵入する為に壁が汚れてきます
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隙間から筋交いと断熱材が見えます
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外壁途中にある水切り板金にも徐々に糞が堆積し始めました。

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ウレタン断熱の隙間にコウモリ侵入 [僅かな隙間を見つけコウモリ侵入]

最近の断熱工法は、ウレタン吹付工法が多く用いられています。
外壁沿いの内壁は元より、天井裏は屋根側の野地板や垂木、棟木・モヤ・軒桁をウレタン発砲断熱材を吹付て隙間が無い様に仕上げます。
こんな隙間が無いような状況にもかかわらず、コウモリの脱糞が天井裏に落下堆積しています。
どこか侵入口があるのでしょう。
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勾配天井の屋根裏の極一部の隙間から脱糞が確認されます。
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左手側は棟木 わずかな空間の天井裏で内部が確認出来ました。
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瓦の先端部分のスズメ口から侵入出来たとしても、本来侵入は無いハズだが・・・
どこかに隙間があるのでしょう。

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