ダインコンクリート住宅の蝙蝠対策 [ダインコンクリート外壁と蝙蝠]
ダイコンのコウモリ対策!
大根のコウモリでは無いですぞ!
某ハウスメイカーお勧めの『ダインコンクリート外壁』は、デザイン性・強度・断熱・遮音・・・優れものの外壁材で、非の打ち所がない程NICEな外壁材なんですが・・・。
一つだけ弱点が・・エンボス調の凸凹にコウモリの爪が引っ掛かりやすく、見切り金具との隙間から、コウモリに侵入される事が有ります。
ダインコンクリート住宅のコウモリ対策は、出口専用の仕掛けを作成し、建物内のコウモリを全て追い出した後、最終補修を行います。
補修は風の流れを妨げない様に、ステンレスメッシュネットを使用します。
外壁に止まって出入りする場所は、黒ずんできます。
出口を作成用の0.4×14メッシュ 腰の有るステンレスネットを準備
建物内からの飛び出しは可能だが、侵入は不可(腰の有るステンが針の様に工夫)
他の未侵入箇所は予め補修を掛ける
コウモリの追い出し [コウモリ防除]
コウモリ対策初日作業開始。
最近では珍しい、真壁での軸組在来工法のお家です。
施主様が、侵入箇所として怪し部分をあれこれ補修されました。
コーキングの跡の努力が良く分かります。
補修されたにも関わらず、まだコウモリがお家の中に入って来るとの事で、弊社に依頼されました。
侵入は棟木の上部に位置する△の隙間や、数奇屋風の軒天井10mmの隙間から侵入して居ます。
板金を用いて大方の場所は予め補修します。(コーキングだけの補修では齧って再侵入されます)
真壁と外壁の隙間に侵入営巣しているので、
棟木の部分に飛び出し専用の仕掛けを作成して、
数週間待てば全てが屋外へと捕食に飛び出します。
頃合いを見て、仕掛けを撤去して完全補修をすれば、
建物内に閉じ込める事なく、完璧なコウモリ対策が可能となります。