格子に居座る冬場のコウモリ [和風住宅のコウモリ対策]
軒桁に侵入するコウモリ [和風住宅のコウモリ対策]
コウモリ対策の施工が追いつきません。
トタン張りの外壁にシミが付き、水洗いしても落ちる事が有りません。
軒桁を下から見上げた状態では解らに隙間が、
この角度からの撮影だと、隙間がよくわかります。
和風住宅の軒桁と外壁の隙間にコウモリが侵入営巣する事が多いです。
棟木の背割れからコウモリ侵入 [和風住宅のコウモリ対策]
和風住宅は、コウモリが侵入する事が可能な隙間が出来やすく、余程コウモリ対策に長けたアドバイザーがアドバイスしながら建築しないと、僅かな隙間からコウモリに侵入営巣をされてしまいます。
本日訪問した施主様宅は、工務店が昨年コウモリの侵入対策の補修を行って下さったそうですが、今年に成って、勾配天井のダウンライト付近でガサゴシと移動音がした様で、またコウモリが侵入していないか? 調べて欲しいとの依頼でした。
棟木の側面には、コウモリが一旦爪を掛ける時に付く、ヘアーラインが確認されます。
棟木の上には背割れが施して有ります。
コーキングで壁側の背割れは補修して有りますが、
実際、底辺部までコーキングが打ち込んで有るのかが、
一番重要なポイントと成ります
せんがい造りとコウモリ対策 [和風住宅のコウモリ対策]
飛騨の匠の技が、ふんだんに用いられた和風住宅も、コウモリの侵入には敵いませんでした。
せんがい造りの住宅は、最近ではあまり見かける事が無く成りましたが、飛騨市では根強い人気のお家です。
建物外周にコウモリの糞が落下すると言う事で、せんがい造りの垂木の隙間にコウモリが来て、
侵入して居るだろうと、施主様がご自身で、腕木や梁に樟脳を沢山ぶら下げてお見えです。
でも、プロは見過ごしません!
外長押にコウモリの尿(白い居跡)が確認されます。外壁の一部に変色が見られます。
これらのヒントが、コウモリ侵入箇所を探すポイントと成ります。
外長押を上から覗いてみると、コウモリ侵入箇所を発見!壁の中へと侵入は十分可能。
1間の外長押に5か所の止め口としての隙間が、2階一周ぐるりと存在してます。
かなりのコウモリが棲みついてるのでしょうね!
立派なお家です。グルリ一周と成ると・・・・遣り甲斐の有る防除工事ですね。
軒天井裏にコウモリ侵入 [和風住宅のコウモリ対策]
コウモリ防除工事が連日続きます。 日没時間が日増しに早まりつつあります。先日までコウモリが飛び出す時間が7時前後でしたが、1時間早くなりましたね~。
侵入口付近の天井裏にもコウモリの脱糞が確認されます。断熱材の裏側や、軒天井中に生息します。
外部からの侵入ヶ所(軒桁と天井板の隙間)は変色し、黒ずんでいます。
軒天井に沁みが付いてますが、コウモリによる脱糞の堆積が懸念されます。